昨今のコロナウイルス蔓延で色んな活動が休止となり、自分でやってたクラスもなくなったし、オンラインクラス開催にも及び腰、クラブに遊びに行くことなんかもちろんできない。
時間が一気にできて、でもダンスはやめたくないので一人で踊る頻度を増やしていたら、色んな発見があった。
それについて書こうと思う。
思わぬ副産物
毎日踊る生活がある程度続くと、「最近変に調子がいいな？」と思うことが増えた。
疲れるからやめておこう、今日は疲れたからやめておこうという気にならない。朝起きるのが楽。階段を8階まで上がっても息が切れない。
なんか、数年前に最初にダンスを始めてしばらくしたときも、こういうエネルギーの底上げを感じたんだけど、その再来って感じ。
元々、ダンスは楽しい、元気がわいてくると感じてはきたけど、ただ、そこまでええもんでもないと思ってきた。楽しい時はめっちゃ楽しいけど、生ものだから楽しくないときは全然ある。
でも、毎日続ければまったく別の世界が現れると分かった。踊っててあまりノッてないときすら最低限の楽しさというか肯定感があるし、その効果が踊ってないときも長続きしていく。ダンス以外に使える自分のエネルギーのキャパが増えるから、他のこともできるようになっていく。
それが、踊ることの本当の効用じゃないかと思うようになった。
できれば外で踊る方がいい
最近はStay homeがタグ化して、星野源が家で踊ろうという曲を出し、色んな人が家で踊っている動画を上げだした。オンラインレッスンも外で受けるのは難しいし、家でやることを前提にしているものが多いように見える。
確かに感染を避けようと思えば、外出自体を控えた方がいいのは分かる。感染者が爆発的に増えたら僕も家でしか踊らないようになるかもしれない。
でも、自主練するなら、できるなら外で踊ったほうが絶対にいい。まあ、パンツーラがドタドタしすぎて家だと不可能っていうのもあるんだけど…
自宅(集合住宅)の屋上で踊っている知り合いがいるんだけど、音がこもらないので意外と狙い目かも。
やはり一番定番なのは公園だろう。イヤホンとスマホやiPodを持って行って踊ろう。僕の場合は徒歩圏内に大きめの公園があったのですごく助かっている。
公園のいいところ
・快適：特に今の季節、気持ちいい風と気温で最高。外に出るだけで気分が上がる。
・思いっきりやれる：本気で踊っても家と違って人の迷惑にならない(気にはなるかもしれないけど)。
・人に見てもらうことでちょっと楽しくなる：遠目に見られるだけだけど。これは恥ずかしさとセットなので一長一短。他の利用者の暇つぶしをしてあげてる気で踊るといいかもしれない。
習慣化のコツ
大事なのはたぶん、何かの外出のついでに公園に行ってしまうこと、または家での作業中に音楽をかけてしまうことだ。
自分の場合は、仕事から帰ったら公園に直行するという習慣にしてから本格的に毎日踊れるようになった。
あと、最近ハマってるのが電子レンジの待ち時間で踊ること。時間限定の特別感が楽しい。
気構えとしては、とにかくちょっと体を動かして健康の糧にすることを一番の目標にしたらいいような気がする。
楽しさやカッコよさはちょっと遅れてやってくるものだから、最初からそれを目的にしてしまうとあまり気が乗らなくなると思う。
レッスンとの比較
毎日やるなら、今流行りのオンラインレッスンを活用するのもいい。
それぞれのいいところが対照的なので、自分に合うものを選ぼう。
自主練
・受け身じゃなくて、自ら積極的にやる楽しさがある。
・やりたいことを重点的にできる。
・もういいやと思えばやめればいいし、時間が許すならいつまで続けてもいい。
オンラインレッスン
・レッスン仲間が作れる。(最近はオンライン飲みもあるよね)
・カリキュラムがある。(自分の好きなようにはできないが、必要なところを抑えてくれる)
・時間帯も長さも決まっている代わりに、習慣化の苦労はナシ！
・先生と一緒にできる楽しさがある。
大事なのは何でもいいからとにかく始めることだと思う。
レッスンならまず検索！
っていうか続ければ何でもいいよね
まあ、ダンスじゃなくて筋トレとかでもだいぶ近い効能が得られるような気がする。
ジョギングでもウォーキングでも、体を動かせるならなんでも良さそうだ。
全部音楽と相性がいいな。
でも、やっぱりダンスは好きにできるしめちゃくちゃ楽しいというご褒美がたまにあるから、それを味わってほしいな。
まとめ
一回一回は全然大げさなことではないけど、レッスンであっても一人であっても、何かをやり続けるのは意外と大変なことだ。
だからこそ、続けたときに得られるものはけた違いに大きい。
人それぞれの状況でとても難易度が高くなったりもする。
だからこそ、できるときに頑張るといいと思う。
人と会えないこの時期で、好きなものを磨いていこう。
溌溂と元気でいよう。
自分に余裕を作って、本当にしんどい人の力になれるように備えよう。
一人で踊ることは自分本位なようで、結局人の為になるような気がしている。
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