もじゃトラックス

モジャダ宣言

3年ほど前から、MOJADAというライブイベントを開催している。
大きいイベントなのでペースは1年おき。今年の12月にその4回目をやる予定だ。

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この記事ではモジャダについて話してみようと思う。

MOJADAのきっかけ

モジャダの第一回をやる半年ほど前、僕はそれまでずっとアフリカの太鼓のドラマーだったが、ダンスを習い始めた。
最初はお試しと思ってやってみただけだったが、ダンスがあまりに楽し過ぎてドハマりした。
その内、踊れるイベントに行くようになると現場の楽しさに感動した。
好きな音楽・ダンスをやるチームを見て楽しめて、DJタイムもあって好きなように踊ることもできて。
そういう場所はそんなに多くはない。
それで、自分でもそういう場所を作ってみようと思ってイベントを企画したのだ。

アフリカの太鼓とダンスは切っても切れない関係にあり、トラディショナルな太鼓にはダンスがつきものだ。
またその中でも国ごと地域ごとに大きな違いがあるし、音源で踊るストリートダンスが盛んな国もある。

そのできるだけたくさんのジャンルを一度に楽しめるイベントにして、アフリカの音楽とダンスという共通の枠でお互いに楽しみ合おう!
モジャダはそんなイメージで始まった。

MOJADAのこだわり

モジャダは今まで、箱貸ししている広めの会場を選んできた。
ドリンクや照明を自前で用意してでも、フロアの大きさ…つまりお客さんの踊れるスペースの確保と、たくさんの人に見てもらうことを優先したかったからだ。

そして、一番大事なのが出演者たち。
絶対この人たちを見て欲しい!というチーム。
ダンサブルで、文化にリスペクトのあるグループ。
音楽やダンス自体だけでなく、その生き様が素敵な人たち。
そんなチームに声をかけている。

イイチームをイイ環境で楽しんでほしい。それがモジャダのこだわりだ。

人数制限という壁、そして変化

今年の環境はいつもと違う。コロナウイルスの蔓延だ。
今回は150人キャパの会場を選んだのだが、よくよく話を聞いてみると3密回避のため人数制限が設けられている。それはキャパの1/3、50人だ。
しかし、その代わりにこの会場ではオンラインでの配信に力を入れているとのことだった。

「ネット配信か…」この時に思ったことは2つ。
①デメリット:ライブ、ダンスの魅力が画面越しで伝わるのか?
②メリット:配信ならたくさんの人に見てもらえる

この2つを天秤にかけて、非常に悩んだ。

MOJADA4の決意

モジャダには一つ、密かな目的があった。それは「初見の人にもアフリカンの魅力を伝えたい」というものだ。
イチオシチームの幅広いパフォーマンスを見てもらうことで、どれかが引っかかってほしい。

しかし、モジャダの今までの動員は平均で一回当たり90人ほど。
正直、もっともっとたくさんの人に見てもらいたいのだ。

オンラインなら、距離の制約がなくなる。配信は1週間見られるので時間の制約もなくなる。おまけに価格も安くなる。
配信のメリット…「見るハードルが低くなる」ということには大きな価値があった。

今回、3密を避けるため上限としたお客さんの人数は40人。念には念を入れて、50からさらに減らした。
必然的にオンラインで見てもらう比重も大きくなる。

なんとか、たくさんの人に良かったと思ってもらえるイベントにできないか。
映像を通しても存分に楽しめるぐらいの熱気を伝えられないか。
オンラインならではの楽しみは。カメラワークは。

新しいチャレンジを通して色んなアイデアを試し、次に繋げていければと思う。

現場にお客さんをたくさん入れられないという、今までと異なる環境だが、今回も最高の出演者たちがオファーを受けてくれた。
なんとか都合を調整して下さった人たち、サポートするよと言ってくれた人たちもいて、本当に感謝しかない。

年末盛り上げましょう。最高の一日をみんなで楽しみましょう。

というわけでMOJADA4は配信にチャレンジします。
来場でも配信でもお好きな方でお楽しみください!

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