ダンスのある生活 マリ編


このシリーズでは、今までに行ったアフリカの国で撮ったダンスシーンを紹介していこうと思う。

アフリカでは音楽もダンスも生活と密着しており、今回紹介するマリの首都バマコでは真昼の中庭※でも夜の路上でもお祭りが開かれる。
※マリでは中庭が複数世帯で共有する生活スペースになっている。中庭のやつは撮ってないけど

お祭りは、居合わせた人みんなで楽しんで、冠婚葬祭に際して気持ちを共有したり、一人一人が思いっきり自分を出す場だ。音楽やダンスが当然のものとしてそこにある感じでとてもいい。

日本にもそんな場所が増えるといいなと思うし、自分も向こうの雰囲気を思い返しながら今後もやっていきたい。かなり多いので、時間のあるときにどうぞ。

コニョフォリ(結婚式)

結婚式は毎週日曜に、路上でテントを張って行われる。バマコでは日曜日に出歩けば、複数の結婚式を見られることもある。参加者は主に女性。

DJタイム


まだ参加者が揃っていないときはDJタイムとなることがある。子供たちが自由に遊んでいて、大人も交じったり。

歌タイム


太鼓隊がゆったりめのリズムを演奏し、歌い手が歌やナレーションを歌う。列になってリズムを取りながら歩くのがよく見られる光景。

ソロダンス


演奏が速くなり、ダンサーも入れ替わり立ち替わり出てきて盛り上がる。このダンスタイムと歌タイムをいろんなリズムで交互に行き来するのが何時間も続く。

デンバフォリ(お母さん祭り)

デンバとはお母さんのこと。大人の女性のお祭り。金曜の夕方~夜に行われることが多い。

ドラマーが男性の場合


ジェンベ(手で叩いてる太鼓)やカスンケ(片手にベル、片手にバチで叩いてる太鼓)などを使い、結婚式と同じような編成で演奏する。コンゴニ(バチで叩く小さめの太鼓)とジェンベだけのときもある。これはかなり大規模なデンバフォリ。

ドラマーが女性の場合


こんな風に女性がメインドラマーのときもある。小さい力で叩ける楽器をメインで使っていて面白い!男の人が叩いているのはタマというかわいい音色の太鼓。

路上ライブ風


これもたぶんデンバフォリだと思うんだけど、このバラフォンという木琴をメインに演奏しているのは一回しか見たことない。丸い太鼓はバラと言って、ひょうたんでできている。

ジェリフォリ(グリオ祭り)


ジェリとは、国や家の歴史を言い伝える世襲制の音楽家のこと(フランス語でグリオ)。ジェリのリズム、サンジャを延々と演奏する。ダンスが優雅。

赤ちゃん祭り

赤ちゃんが生まれたときに催される、命名式を兼ねたお祭り。最後に赤ちゃんをジェンベという太鼓の上に乗せて、その周りで演奏して終わる。(撮れてない)

歌タイム


タンソレというリズムのとても好きな歌。半分以上地面撮っててすいません。お祭りではVIPの近くで演奏するために太鼓隊が演奏しながら移動することがあり、そういうのを見るのも楽しい。

ソロダンス


赤い服の人のダンスに太鼓がギュッと合わせにいっている。こういう、太鼓とダンスのコミュニケーションはアフリカンの大きな魅力の一つ。

バラニ(ブロックパーティー)

毎週土曜に開かれているダンスパーティー。DJがナレーションして、スピーカーから流れる西アフリカポップスで踊る。

フリータイム


流行っている曲に合わせて、ソロで踊ったりみんなで踊ったり。いずれにしても、輪の真ん中に飛び入りするスタイル。

バトル風


2グループが対面して踊る。このルール、興味深い…!

終わりに

以上
全部見てくれた人はお疲れ様!

ここに上げた動画はバマコの一部の一部なので、もし興味を持ったら、マリに行ってみたりツアーに参加してみるといいと思う。地域や時期によって全く異なるものに出会えるだろうし、目の前で演奏される太鼓と踊りのエネルギーや音色には心を打たれる。ちなみに僕のマリ滞在は、Tokyo Djembe Factory主催のツアーに行った人がマリについて熱く勧めてくれたのがきっかけだ。

僕の滞在したところはIbrahima Sarr(イブライマ・サール)という有名なドラマーの家で、ゲストハウスとして外国人をよく受け入れている。
ドラマーのところへお世話になると、お祭りに連れて行ってくれたり叩かせてくれるので体験の幅が広がると思う。

日本で太鼓を叩いたり踊ってみるのももちろんおすすめ!
地方別アフリカンリンク集

では!

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