アフリカンライブ&ダンスイベント、MOJADAまであと数日。
モジャダのフライヤーはデザイナーの@masszawakeiにお願いしていて、依頼時に話したイベントの主旨や経緯を元に描いてもらっているんだけど、今回上がってきたのがこの絵だ。
真ん中の小さい太鼓がジェンベだ。
このレイアウトを見たとき、すごく心が揺さぶられてしまった。
ちょっとジェンベについての想い出を語らせてほしい。
学生時代にジェンベと出会う
僕は関西の大学にいたとき、タリベというアフリカンサークルでジェンベに出会った。
叩くだけで楽しい。音が気持ちいい。
一人一台の太鼓を担当して作るアンサンブルの楽しさにハマった。心地よく絡み合うリズムにハマった。歌にハマった。ダンスに合わせて叩けるということにハマった。すべての要素が楽しい。
出演にハマる
そのときタリベは既に地元のお祭りや学祭、コミュニティ施設に重宝されていて、色んな場所で出演を経験することができた。
ただ演奏するだけでなく、例えばお客さんに歌ってもらったり、ちょっとしたネタを入れたり、お客さんが踊り出したらソロをつけたり一緒に踊ったりして楽しんでもらう。
それができるのも、ジェンベがコミュニケーションのための楽器であり、ジェンベ音楽が参加型の柔軟な音楽だからだろう。
これに音色の魅力、リズムの魅力が合わさるのだからもうたまらない。
ジェンベに思うこと
その頃から、自分のジェンベを見ながらふと振り返って思うことは
「ジェンベは本当に人を幸せにするなぁ」
ということだ。
もちろん仲間や他の太鼓があっての演奏でもあるんだけど、僕から見ると「このジェンベ一台がどれだけたくさんの笑顔を生んできたんだろう」という感慨で胸がいっぱいになるのだ。
僕にとって、そのジェンベがなかったらその笑顔はなかったわけだから。ジェンベがもたらしてくれたようなものだから。
何を言いたいかというと、この太鼓はものすごい力を秘めてるということだ。
ジェンベは人に聞いて楽しんでもらうために生まれたんじゃないかと思う。
仲間内で楽しむのが下地としてあるけど、その後には、やろうと思えばすごく広い範囲の人を幸せにできるということを僕は知っている。
だから、たくさんの人に見てもらう機会があっていい。それがイベントを企画する理由の一つだ。
今回のモジャダは、画面越しだけどたくさんの人に見てもらう環境が整った。
そしてやはりジェンベの存在感は大きい。
バンドチームはみんなジェンベと生活しているような人たち。
ダンスチームも、元はと言えばジェンベの縁でつながった人たちだ。
だから、ジェンベと人が生活の中佇んでいるような今回のフライヤーの絵に感じ入ってしまったのだと思う。
ジェンベの出る配信イベントいろいろあります
コロナ禍で生で演奏を見られる機会は減ってしまったけど、代わりにオンラインの機会が増えているので、それを紹介して終わろうと思う。
まず今週土曜、モジャダ4。
来場が上限に達してしまったけど、よかったらぜひ配信で見て!一週間はアーカイブも見られます。
そして今週日曜、dounidouni Firstアルバムリリースパーティー。
dounidouniとは横須賀で活動している、大人から子供まで参加している大家族のようなバンド。
ゲストも豪華!
最後に、全国ジェンベ大発表宴会。
Tokyo Djembe Factory 主催、日本全国のジェンベチームの演奏を一度に楽しもう!という大型企画。
来年の2月に無料公開とのこと!
ではでは。