サイレントフェス「ダンス風呂屋」感想文


こんにちは。もじゃです。

先日、「ダンス風呂屋」というイベントに行ってきたので、その感想を書きます。

【ダンス風呂屋概要】
①サイレントフェス⇒「静かな祭り」
 参加者はワイヤレスヘッドフォンを装着し、全員が1つの音楽を共有する。
 周りから見ると無音に見える。
②それを銭湯で開催するという試み。
 ダンスフロアは風呂屋の浴場。ダンス風呂ア。

なぜ行こうと思ったのか

このイベントの概要を見たときの印象は、
「一人で好きに踊る感じか。それはいいな」でした。
だって、耳がふさがってるわけですから、普通のクラブより一人一人の世界で閉じてる感じがしますよね。
自分の世界で踊りたい人にピッタリなんじゃないかなーって思いました。

そういう場をすごく求めていたので、渡りに船だったのです↓

ダンスダンスダンスダンスダンスダンス

あと、サイレントフェスの出自には共感できるものがありました。

どんな場所でも誰にも迷惑をかけずライブを楽しむことができるため、騒音問題の解決策として流行中

 
 
アフリカンもね、みんなで気軽に楽しみたいんですが、でかい音が絶対出るので、場所探しには苦労しているんですよ。

余談ですが、FOLIKANというイカしたアフリカンバンドが、場所や機会を探すのに一苦労な太鼓叩きを元気づけるための曲を作ったりしています。
> ANYA BEN > TATAKE no UTA

そんなわけで、今後のそういう問題の解決のヒントになれば、とも思いまして。
生音とサイレントフェス自体は相容れなさそうですけどね。

ともあれ、そうした理由で申し込みました。

知り合いも来なさそうだし、恥もかき捨て。
アフリカンダンスのステップの復習がはかどりそうです。

風呂屋についてからの動き

平日夜の開催なので、仕事場から直行しました。
開催場所の上野の「日の出湯」は明治時代から続く歴史ある銭湯とのこと。
よく許可が取れたなあ。

着くと普通にテレビ局がいてビックリ・・・ではなく、来るらしいということはあらかじめ知らされていました。
テレビ映えする新感覚イベントということで、注目を集めているとのこと。

参加費を払い、支払い済みの印に、蛍光リストバンドをもらいました。
男湯でも女湯でも踊れると言われましたが、そこの勇気は出ずに男湯へ。

脱衣所で荷物をロッカーへ入れます。
スーツ姿で踊って汗だくになるのは嫌だったので、踊りやすいTシャツ・ジーパンを用意していました。
ただし脱衣所にはテレビ局も異性もいたので、トイレで着替え。
脱衣所で脱衣できないという違和感。
それはどうでもいいですね。

そして配られるワイヤレスヘッドフォン。
思ったよりでかい。
装着してみると、眼鏡のつるが頭と耳で挟まれてちょっと痛い。

いざ、ダンス風呂アに入場!

ダンス風呂アの様子

風呂場はコレ。

イベント管理サイトPeatixより

BBニュースの動画が上がっていました。

見てもらうと分かりますが、かなり狭い。
思った以上に狭い。
蛇口が足に当たる。
洗い場のタイルが滑りやすい。
浴槽に水たまりレベルの水が残っていて、タイル張りの浴槽の方は滑りにくいが、ヒノキ造りの浴槽の方は滑りやすい。
そしてディスコなので暗い。
そんなところで踊る。
これマジでよく許可でたな!

また開催されたら、行く人はケガしないように注意してください。

音楽はテクノ的なものだったり、JPOPだったり、洋楽だったり、無難な選曲だった印象。
もうちょっと知らない音楽聞ければもっとよかったかなあ。

ヘッドフォンを外して周りを見ると、暗い風呂場で静かにゆらゆらしている人間の群れ。
退廃的なものを感じます。

奪われたフィルター

なんか最初に、サイレントフェス三ヵ条みたいなのを共有されました。
一つは「好きに踊ること」
もう一つが「目があったら微笑みましょう」
最後は忘れた。

これイベント会場でアナウンスすることか?と思いましたが、まあ開催者の理想があるんでしょう。
参加者同士、楽しく踊ってほしいんでしょう。
その気持ちは分かる。

でも、僕に関しては問題が発生しました。
ヘッドフォンと頭部で眼鏡と耳をサンドしているのが思ったより苦痛。
ちょっと大きな動きをするとヘッドフォンの重さで眼鏡がズレてダンスの邪魔。
なので眼鏡をはずしました。

するとどうなるかというと、
目があったかどうかが分からない。
暗いので輪をかけて分からない。

当初の予定よりさらに一人の世界へ没入せざるを得なくなったもじゃ。

果たして楽しくダンスできるのか?

感じたこと

結論から言うと楽しかった。

その理由は2つ。

踊ることに集中できる

例えば人と話すにはただでさえヘッドフォン外す必要があるのに加えて、普通の話し声の音量だと周りの参加者の邪魔になるので、話しづらいんですよ。
ヘッドフォンは周りの音が意外と聞こえるので。

まあ、僕にはあえて話しかける知り合いもいません。
本当にダンスだけしていました。
洗い場とタイル浴槽とヒノキ浴槽を制覇しました。
ダンスはアゾント(ガーナを中心に流行っているダンス)がはかどりました。

つながっていないようでつながっている感覚

あと、意外とディスコ特有の「今、心通じてるかも」現象はちゃんとありました。
一緒に音楽を楽しんでいる感覚。
ヘッドフォンしてて喋れなくても、近視で目が合わせられなくても、空間に響くという形で音楽を共有していなくても、通じるものは通じるんですね。

それを主催者は「つながっていないようでつながっている感覚」と呼んでいました。
これは一度体験してもいいかもしれない。
2時間はあっという間でした。

終わってから

ダンスで汗をかいたらお風呂に入ろう!ということでお湯が張られ始めましたが、疲れたので帰りました。

以上、もじゃでした。