こんにちは。もじゃです。
日本に生まれて本当に良かったと思うことの一つに、漫画の存在があります。
漫画って、本当にすばらしいと思うんですよ。
セリフと効果音、コマ割り、デフォルメなど自由自在過ぎて作者の個性が出まくりで、作者が全力でこちらを楽しませに来てるわけですから。
面白い漫画を読んでいる時間は人生でも格別にハッピーな瞬間の一つです。
そんなわけで、ブログを作ったらずっとやってみたかったことが[お勧め漫画の紹介]。
今回は僕が<負け戦漫画>と分類する漫画を紹介します。
目次
<負け戦漫画>とは
もじゃ定義ですが、
“主人公側よりも敵の方が圧倒的に戦力が大きい状態で、いかに戦い、生き抜くのか、または死ぬのかを描いている漫画”
です。
面白そうでしょう。
今から大筋の紹介もしていきますので、それを気にしない人だけ読み進めてください。
(僕の経験では、漫画の面白さはこれぐらいのネタバレで失われないとは思います)
では紹介していきましょう!
度胸星 作:山田 芳裕 全4巻
人に「面白い漫画教えて」と言われたら、「度胸星だけは読んで下さい」と返すことにしています。
これを超える作品は今のところ見つかっていません。
漫画表現の次元を超える強大過ぎる敵。
SFが好きな人、絶望してみたい人には特におススメです。
サバイビー 作:つの丸 全3巻
ミツバチがスズメバチと戦うお話。
弱肉強食そのままの残酷な世界がコミカルなタッチで描かれ、胸に突き刺さります。
つの丸の作品の特徴ですが、キャラクターに貫禄がありすぎる。
みどりのマキバオーもそうですが、漏れなく全員熱い。
種の存続の為に戦って散る生き様が完全に戦争でのそれです。
ぜひ一度読んで欲しい。
賭博黙示録 カイジ 作:福本 伸行 全13巻
この特徴的過ぎる絵柄を知らない人はいないでしょうが、読んだことがある人は意外と少ないのでは・・・と思います。
ルールのある勝負やゲームを題材に、カイジ(主人公)が大金を得るために奮闘するお話です。
この作品は、例えるならジェットコースター。
最高に不利な状況に突き落とされ、巻き返しを図った策が功を奏したと思うのも束の間、思いがけないところからの一打でさらなる闇へ・・・
何度絶望へと叩き落されても、気力の限り考えつくして生き抜いていく主人公は、あの顔なのに最高にかっこよく見えます。
名セリフの応酬に支えられて濃い人間ドラマ。
癖になる独特な演出の数々。
面白くないページがほとんどないように感じる、とても贅沢な作品です。
皇国の守護者 原作:佐藤 大輔 漫画:伊藤 悠 全5巻
架空の世界ですが、現実と技術レベルを合わせると時代設定は江戸~明治ぐらい?
強国から侵略される弱小国での撤退戦を描いています。
兵と装備、食料の限られた中で、大軍に追いかけられる。
そんな中でも「戦争としては」勝つためにどうすればいいのか、淡々と模索し、実行していきます。
小説が原作なだけあって、登場人物が語彙力豊か。笑
軍の仕組みや戦闘、戦況の細かい描写も説得力があり、とても上質な漫画です。
ジョジョの奇妙な冒険PART5 黄金の風 作:荒木 飛呂彦 全17巻(第47~第63巻)
ジョジョ。筋金入りに面白い漫画です。
ジョジョは主人公勢に次々に刺客が差し向けられ、それをやっつけていく展開が多いんですが、このPART5が一番激しいかなと思います。
「強すぎでしょ・・・」と声がでてしまうぐらい、敵が一人ひとり強力すぎるんですよ。
大体、戦っているうちにどんどん強くなるし。
そういうやつらが息もつかせずやって来て、主人公チームも満身創痍ながら、独特の発想で切り抜けていきます。
バトル以外にも、チームでの人間ドラマが濃く描かれているのも面白いです。
最後に
以上、面白さは保証します。
ぜひ読んでみて下さい!
貼ったリンクは紙の本の第一巻です。
読むときは、電子書籍ではなく紙の本で読むことをお勧めします。
ストーリー漫画と電子書籍の相性は良くありません。
以上、もじゃでした。